すべてのスタッフが 正しく理解 できていますか？

ここ数年、重要な人権課題 として注目を浴びている LGBTQ

様々なメディアで取り上げられ「知っている」方は増えていますが「理解できている」方は 少ない とも言われています。

事業所にとって、スタッフ１人１人が ある意味「看板」。
『スタッフの言動＝事業所の姿勢』と捉えられてしまいます。
だからこそ事業者として、この人権課題にしっかり取り組む必要があります。


​全人口の、少なくとも ５％ は 当事者​です。

そこには当然、高齢者も含まれていますが、育ってきた時代背景等を考えると、世間に合わせた人生を送らざるを得なかった方も多いだろうと推測できます。
また、自分らしい生き方を選んだことで 家族親族と疎遠になってしまっている方もいるかと思います。

そのような方々が人生の後半を「笑顔で」「心安らかに」日々を過ごしていかれるよう、私たち医療・介護に携わる者が出来る事。

それは、まず『正しく知る』事。

テレビ・新聞・インターネット等々、正誤入り混じった情報があふれている 今。
『正しい情報』を自分達で見極めなければなりません。

２０２０年４月に完全施行された 所謂「パワハラ防止法」
２０２２年７月に施行された「埼玉県性の多様性を尊重した社会づくり条例」

これらには、事業者としての取組みが 責務 としてあげられています。

組織としての取組み（仕組み作り等）は当たり前の事として、患者さんと直接関わる スタッフ​１人１人が「正しい知識を基に（自分の頭と心で考え）その方の生活に関わる事」が 真の取組み になると考えます。


​一緒に、誰もが安心して歳を重ねていける街 をつくっていきましょう。